バルコニーのリフォームを計画するコツとは｜目的に合わせた計画を

こんにちは！青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。今住んでいる建物において、バルコニーの部分をより使い勝手よくリフォームしたいと考えている方へ、今回は後悔ないリフォーム計画のコツについてご紹介いたします。具体的な目的に合わせてしっかりと計画することが成功のカギ！ぜひご覧ください。

まずは、バルコニーが具体的にどんなスペースかを明確にしておきましょう。一般的にバルコニーと言われ思い浮かべる空間は、建物の2階以上にある屋根のない屋外スペースのことになります。この時、屋根がある場合にはベランダと表現されます。バルコニーでは屋根がないため室内に太陽光を取り込みやすいメリットや、ベランダに比べ広い空間を確保しやすいという特徴があるため、活用方法についてもより柔軟に計画できる点が魅力の一つでしょう。

建物には、その土地に対してどのくらいのスペースに建造物を建てていい、といった決まりがあります。それを建ぺい率といって、土地ごとに割合が異なるのです。今の建物を加味したのちに、バルコニースペースをどのくらいまで増やすことが出来るのかを先に明確にしておくといいでしょう。建ぺい率を守らず無理やりリフォームを計画してしまうと、建築確認申請を通すことが出来なかったり、資産価値が下がり売却できなかったり、最悪行政処分を受けてしまう可能性があります。この点は十分に確認しておきましょう。

建ぺい率的に問題ない範囲を把握したら、今度は何故バルコニーをリフォームしたいのか、リフォームすることでどのような使い方を想定しているのかを明確にしましょう。洗濯物干しのスペースを広げたいのか、憩いの場として椅子やテーブルを設置する予定なのか、お子様の遊び場にしたいのか等、具体的に検討していくことで、その空間にリフォームで設置したいものが明確になります。上記の例であれば、具体的に以下のようなものを合わせて設置しておくといいでしょう。

• 洗濯スペース→可動式の物干し竿の設置や緊急時の雨凌ぎが出来る屋根の設置
• 憩いの場→人工芝を設置したり日陰対策も検討
• お子様の遊び場→水栓を設置しておけば手洗いも水遊びも可能に

このように、リフォーム時に合わせて設置するべきものが明確になるため、満足度の高いリフォームを計画することが出来るでしょう。

バルコニーリフォームで忘れてはいけないがこの安全性の面です。2階以上という、地上から高い場所の空間だからこそ、万が一の危険さえも防ぐ事ができる強固なリフォームを計画していきましょう。手すりの設置はもちろんのこと、背の高い目隠しフェンスや壁の設置など、フラっと寄りかかってしまっても誤って転倒してしまうことがないように十分に考慮しましょう。また小さなお子様やペットを飼われている方はより注意が必要でして、手すりや目隠しフェンスの隙間からの転落も防ぐ必要があります。合わせて、床材についても裸足で使用しても高温になりすぎないかといった視点や、掃除のお手入れのしやすさといった視点からも十分に計画することで、より利便性の高いバルコニーリフォームを計画することが出来ます。

今回はバルコニーのリフォームでのコツについてご紹介してきました。どんなリフォームもそうですが、コツを押さえつつ事前に十分な計画を行う事で後悔が少なく満足度の高いリフォームを計画することが出来ます。プロのアドバイスも取り入れながら、まずは目的から確認を行っていきましょう！