ベランダを部屋にすることは出来る？リフォームでの注意点について

こんにちは！青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。今住んでいる建物において、居住スペースが手狭になってしまった時にはリフォームで室内空間を広げたいと検討することでしょう。そんな時、ベランダを部屋にすることで室内を広くさせるリフォームをすることは出来るのでしょうか？今回はそんなケースにフォーカスして注意点を解説していきます。

ベランダはあるけれど中々使用する機会がない・・・。そんな方も結構多いはず。こういった場合にはリフォームで部屋にしてしまうことで室内空間としての活用頻度を上げる事ができます。今の室内だけでは手狭になっているなと感じる場合にもベランダを室内にすることで改善できます。また、室内干しがメインの方なら特に、屋外のベランダを室内空間にし洗濯スペースへとリフォームすることも可能です。こうしたように、使っていない空間・狭くなった空間を活用させることが出来るのです。

ベランダを部屋にしたい場合には、完全に室内にしたいのか・今ベランダと繋がっている部屋の一部にしたいのか・室内のような空間にしてしまえばいいのかといった点を明確にしましょう。室内のような空間でよいのであれば、ベランダの部分をサンルームへリフォームすることで完了させることが出来ます。この場合には費用も一番安く済ませる事ができます。室内のランドリールームとしての活用方法が可能になりますので、室内干しの方には特にオススメのリフォームともいえるでしょう。

ベランダ部分では建築基準法によって1㎡あたり180kgまでとの決まりがあります。この基準を超えるリフォームを行おうことは出来ません。これには、そこに設置する床材・壁材・屋根などの重さも含まれてきますので、この視点からしっかりと計画を行ってくれるリフォーム会社に相談を行うようにしましょう。

ベランダを部屋にするリフォームを行うと、その工事が増築したとみなされる事があります。増築の場合には、その土地の建ぺい率や容積率との兼ね合いが発生するため、建築基準法に違反してしまわないかを十分に注意しましょう。また、増築になった場合には固定資産税が増額すると認識しておきましょう。室内スペースを増やすのですから、あらかじめこういった固定の費用が増額してしまう可能性を考慮して計画していくことがオススメです。

ベランダを部屋にするリフォームの場合では、範囲も狭いですし比較的簡単に行えるようなイメージを持たれている方も多いでしょうが、結構大がかりな工事になるケースが多いです。2階以上の部分であるベランダをリフォームするのですから足場が必要になりますし、その部分の耐震面での補強が必要であったり、床材・壁材の取り付け後、屋根を設置するといった様々な工程を要します。それによって費用も結構高額になるケースが多く、50～100万円程度はかかってくるものと想定しておきましょう。

今回はベランダを部屋にするリフォームの注意点について解説してきました。今使っていない空間なのであればより活用しやすい部屋にリフォームすることでより満足度の高いリフォームを行うことが出来るでしょう。ぜひ後悔ないリフォーム計画の際にご活用ください。