リフォームで火災保険は使えるの?適用できるケースについて解説
2024/08/30
こんにちは!青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。今住んでいる建物をリフォームしたいと考えている方の中には、少しでも費用を安くできる方法を探していることも多いでしょう。そんなときにふと、今加入している火災保険を使ったリフォーム依頼ができないのかな?と疑問を持たれることもあるでしょう。そこで今回は火災保険を使ったリフォーム依頼はできるのかどうかについて解説していきます。
目次
リフォームと火災保険
適用できるケースはあるのかな?
結論、適用できる!けど・・・
まず初めに、リフォームとして火災保険を適用できるケースはあります。ですが、もちろん全てが全て適用できるというわけではありません。そもそも火災保険とは偶発的に起きた事象に対してその損害を補償するための保険です。建物においていえば、日々使用することでの蓄積された劣化が原因の場合のリフォームには火災保険を適用してのリフォームをすることはできません。
火災保険 | |
---|---|
外壁・屋根の経年劣化 | × |
内装の傷・汚れの修繕 | × |
水回り機器の不具合修繕 | × |
火災 | 〇 |
爆発・破裂 | 〇 |
故意による破損 | × |
水害 | × |
地震 | × |
こうしてみるとわかる通り、火災保険ではあくまで『偶発的に起きた火災や爆発・落雷』が原因とされる場合のリフォームに適用することができます。お子様が傷つけてしまった部分の修繕や、経年劣化によるメンテナンスのために火災保険を使用することはできません。自分たちのリフォームする原因が何に当たるのかを考えていきましょう。
厳密に言うと、火災保険で行う場合はリフォームではなく修理・修繕
火災保険でのリフォームを行う事ができると回答していますが、もっと厳密に伝えるのであれば、火災保険ではリフォームではなく、該当の部分の修理・修繕を行う事ができるものです。
- リフォーム:住宅の住み心地を良くするための工事
- 修理・修繕:ある事象によって壊れてしまった部分を直すための工事
それぞれ言葉に意味があり、上記のようなすみわけがあるため、厳密にいえば火災保険適用になるケースで行う工事はリフォームではなく修理・修繕となります。火災保険を使って、今ない部分に新しく何かを設置sするということはできませんので注意しましょう。
火災保険を使う際の注意点
なにか注意点があるのかな?
地震は対象外
まず、火災保険はあくまで『火災・落雷・爆発』といった、火に関する偶発的な事象を保証する保険です。そのため、地震や水害による天災には補償することはできません。地震の影響で外壁の一部に破損が生じてしまった場合には火災保険ではなく地震保険を使うことになります。また、火災保険には大きく分けて2つ種類があり、一般的住宅火災保険では水害をカバーできませんが、総合住宅保険に加入している事で火災保険の内容はもちろん、水に起因する天災にも保証を付ける事ができます。万一の事象を考え、加入している保険を見直しておくことも重要ですね。
オプションなどで該当の天災を外してしまっていないか
また、火災保険に加入しているから絶対安心!というわけではないことを理解しましょう。こういった保険は加入する際に月々の料金を抑えるためにと、様々なオプションを解除して契約しているケースも多くあります。知らずしらずのうちに本当に欲しかった補償内容の部分を付けられていない場合もあります。この機会に一度内容を見直してみてはいかがでしょうか。
火災保険が適用できるリフォームの場合にはなるべく早く動き出そう!
まとめ
今回は火災保険がリフォーム工事に適用できるのかについて解説してきました。厳密にいえば、火災保険が対象となる天災を受けた場合にはリフォームではなく修理・修繕といった名目にはなりますが、火災保険を利用して金銭的な負担を軽減することが可能になります。ご自身の加入している保険の対象をしっかりと把握し、万が一の際にはしっかりと利用することができるという認識を持っておけるといいですね。
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