吊戸リフォームする際の注意点
2024/10/25
こんにちは!青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。今住んでいる建物の扉をリフォームする際、吊戸を検討されるケースがあります。天井に軸がありここでスライドさせる方式の扉の事ですが、そんな吊戸にはどんなメリットがあるのでしょうか。今回は吊戸にする事のメリット・デメリットを解説していきますので、いずれの内容にもより注意をして把握をしていき、後悔ないようにリフォームを計画していきましょう。
目次
吊戸のメリット
どんな点がメリットなのかな?
扉の開閉にスペースがいらない
開閉式の扉に比べて吊戸であれば、扉を開けたり閉めたりする際に扉分のスペースが前後に必要にならずに済むため、扉周りのスペースをより有効的に使用することができます。開閉式の扉の場合、取り付ける扉の幅分、前後に物を置く事ができません。開閉時に邪魔になってしまいますからね。平均的な扉の大きさが60cmとされている為、扉部分から60cm以内には物が置けないスペースが必然的にできてしまいます。場所によってはこれが不便になってしまう事も。吊戸であればそんな不便を解消することができます。
引き戸のような扉レールがない
また、吊戸は引き戸とも違い、床に対して扉のレールを設置する必要がありません。そのため、掃除の手間が格段に上がります。引き戸のレールがあることで掃除の手間が増えてしまうという点も吊戸であれば天井から吊り下げられているという形状のため手間を感じることがないのです!
段差なしだからバリアフリー設計にも
吊戸にすることで引き戸のようなレールを敷く必要もありません。開閉式の扉のように、段差が生じることもなくて済みます。そのため、バリアフリー設計にもオススメの扉といえるでしょう。ちょっとした段差でも不便に感じられれてしまうような方には特にオススメの扉です。
吊戸のデメリット
どんな点がデメリットなのかな?
壊れやすい点
吊戸は、天井の1点部分で止まっている扉になります。そのため、通常の扉のような強度はないものと思っておいた方が安心です。少しドンっと当たってしまっただけでも、力に耐えきれず扉ごと倒れてしまったというケースも中にはあります。それだけ、壊れやすい扉であるという点を認識しておきましょう。合わせて、故障の際の修理費用が高くついてしまうという点もデメリットの一つでしょう。
扉の下に隙間が生じる
吊戸の場合、床すれすれにつける事ができないようになっています。これは住宅における24時間換気が義務化されたことによるもので、吊戸の場合はどうしても床面に多少の隙間が生じる事になります。全く気にならない方も多い中で、気になってしまってしょうがないという方もいるのが現状です。そこからライトの光が漏れてくる場合ですとか、隙間風となって寒さを感じてしまうなど、生活上の不便を感じてしまいやすい部分でもあります。
経年劣化によりがたつきが気になることも
吊戸は天井にあるレールにはまっているだけの扉になるため、床面及び壁についてはまったくフリーな状態で設置されています。そのため、築年数が経過していくと共にがたつきが生じてしまうことがあります。扉の開閉時に合わせて都度感じやすくなってしまう症状の一つになるため、日々の生活上、よく開閉する部分の扉に吊戸を使用する場合には十分に検討しておく必要があります。
吊戸へのリフォームは設置用途を確認してから検討しよう
まとめ
今回はリフォームで吊戸を設置する際の注意点について解説してきました。メリットを感じられるものでもありますが、反対にデメリットになる部分もしっかりとあるものです。十分に検討してから計画するようにしましょう。
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