洋室を和室に変更したい！リフォームする際のポイントについて

こんにちは！青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。和室の魅力に引き込まれ、自宅においても和室空間を作りたい方には、リフォームで対応することが可能です。和室には洋室ではない味のある空間を作ることができるものです。そんな魅力ある和室をリフォームで計画する際のポイントについて解説していきます。

和室はイグサで出来ていることが多く、そのため、室内に過剰に湿気が発生している場合には自然と湿気を吸収してくれる役割があります。反対に、乾燥している時期においては含んでいる湿気を放出してくれるのです。梅雨時や冬場においては目に見えない効果をもたらしてくれるのです。合わせて漆喰や砂壁をリフォームで取り入れる事でこの効能をより高め、消臭効果も期待できます。

和室はどんな使い方もできるもの。お子様が遊び場として使うのも最適で、足音などの騒音対策も畳であれば対応できており、転んでしまってもフローリングよりも痛みを感じにくいです。また、寝室として使用する場合には、床に直に布団を敷いても、身体が痛くなりにくいです。来客があった際にはその和室を提供することで場所に困ることもありません。

畳ならではの匂いには、リラックス効果があると科学的にも証明されているのだとか。さらに、近年の住宅で起こりやすいとされるシックハウス症候群のリスクも軽減させることが出来、メリットもたくさんあるのです。

今ある洋室のお部屋を和室に変更したいと思った動機を明確にしましょう。なぜ和室を取り入れたいと思ったのか、そのリフォームを行った後の用途を明確にすることで、本当に計画すべきリフォーム内容が明確になっていきます。

ご両親との同居が控える場合の和室リフォームの場合には、1室全体を和室に変更してしまうといいでしょう。もちろん洋室のままでも問題ありませんが、ご両親の希望で和室がいいとされるケースもあるものです。布団で眠られる場合には身体を案じ畳へのリフォームがオススメです。

和の雰囲気が好き・和のイメージを上手く取り入れたいという程度であれば、完全なる和室にこだわるよりも、和室のいいところ・洋室のいいところを組み合わせる事でできる和モダンを目指すといいでしょう。和モダンとは、日本の伝統美と欧米のモダンなスタイルを組み合わせる事でできるものの事を言います。両面のいいところを取り入れるため、利便性も保ちながらリラックスできる空間へと整える事ができます。

■和モダンにするためのポイント■

• 襖ではなく扉にしておく
• 障子は使わず出窓などでおしゃれに
• 和紙でできた柄物の壁紙でアクセントクロスを
• カーテンはプリーツスクリーンという和紙で出来ているスクリーンにする
• 畳をフチのない現代のものにしてみる

こういった、完全なる昔ながらの和室ではなく、要所要所に洋室の良さを取り込むことで、こだわりの空間にリフォームすることが出来ます。

また、人気の和室の一つでもある小上がり仕様でのリフォームもオススメです。その段差があることで空間を仕切ることが出来、ちょっとした椅子の役割も果たします。

今回は和室へのリフォームを検討する際のポイントについて解説してきました。どんな和室を希望しているのかを明確にすることから始める事で、本当に求めているリフォームを計画することが出来ます。まずは、イメージと理想をより具体化していきましょう。