『塗り壁』って?リフォームでのメリット・デメリットをご紹介
2024/10/10
こんにちは!青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。今住んでいる建物や所有している建物において、壁材を交換するリフォームを検討することがあります。その工事の選択肢の一つに『塗り壁』があります。この塗り壁はいったいどんな方法なのでしょうか?今回は塗り壁がどんなものなのか、そのメリットとデメリットについて解説していきます。
目次
リフォームの塗り壁
どんな特徴があるのかな?
自然の素材を元に壁を塗り上げ仕上げる事
まず、塗り壁とはどんな壁の事を言うのでしょうか?壁を仕上げていく方法の一つになり、使用する素材が天然素材の物が中心となるため、他の方法に比べてより温かみのある仕上がりにすることが出来ます。土:がメインになり、日本でも古くから伝統的に採用されている手法の一つです。独特な風合いを出しながら施工することが可能になり、室内はもちろん、時には外壁への施工もされるケースがあります。塗り壁以外には壁紙を貼る(いわゆるクロス仕上げ)であったり、板を張り付ける方法があります。
塗り壁のメリット
どんなメリットがあるのかな?
日本の環境にピッタリな素材
塗り壁の最大のメリットは、日本という環境に対してピッタリの素材であるという点があります。日本は高温多湿な地域とされており、季節や天候によって湿度も全く異なります。そんな環境下に置いて、いつ何時でも快適な湿度を保てるかという点は特に重要なのではないでしょうか?そんな湿度管理に、塗り壁はとってもピッタリな素材です。室内の湿度が過剰になった際に塗り壁であればその壁が湿度を吸収してくれます。反対に、湿度が低い日については塗り壁に蓄えられている湿度が放出されるため、どんな湿度の日においても適正な湿度管理を自動的に行ってくれるのです。
火に強い壁
塗り壁は火に対して強い耐性を持っております。素材である土は火に燃えません。そのため、防火性の高い壁材といえるでしょう。木造住宅において塗り壁を採用することで塩梅を取れるという点も、古くから愛される手法の理由でしょう。
デザイン面は自由自在
塗り壁を仕上げるのは職人さんです。手作業で丁寧に壁に直接塗っていきます。そのため、仕上がりのデザインは個性豊かな表現の仕方が叶います。塗り方一つで唯一無二の空間に整える事が出来るのです。コテの跡をわざと残す方法や、扇のようなデザインに仕上げたり、時には依頼者様のご要望でご家族の手形を入れたりするケースもあるんですよ♪
塗り壁のデメリット
どんなデメリットがあるのかな?
費用が高い
そんな塗り壁は、施工にかかる費用が高い点があげられます。既製品をそのまま貼り付けるようなクロス交換とは異なり、その現場、その壁に対して素材を塗りつけて仕上げていく事になります。そのため職人さんへかかる負担が大きく、作業にも手間がかかってくるため費用も高くなっていきます。材料費だけで見てもクロスよりも費用が高いため、塗り壁施工を検討されている場合にはトータル的に費用面が高くなると想定しておきましょう。
掃除や補修方法を知っておく必要がある
また、塗り壁で仕上げた壁はどうしても凹凸が生じます。その為汚れが付きやすく、ついてしまった時の掃除についても少し取りにくいものです。水を含んだ布でこすって落とすように掃除をしておきましょう。また、生じたひび割れに対しては自分たちで補修することも可能ではありますので、そういったメンテナンスにおいての知識を有しておくとより長くキレイを維持していきやすいでしょう。
塗り壁リフォームで湿気を上手く調節できるお部屋に
まとめ
今回は塗り壁の特徴からメリットデメリットについて解説してきました。塗り壁は費用が高い点はあるものの、湿気を調整できるメリットが期待できる事からより快適な室内環境を保つ事が出来るようになります。壁のリフォームを検討されている場合には、一度前向きに検討されてみてはいかがでしょうか?
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