二世帯リフォームする際の注意点｜後悔ないように充分な検討を

こんにちは！青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。今核家族で住んでいる拠点をリフォームして親と同居をしようと検討している方はいませんか？ご両親の住まわれている建物をリフォームすることで二世帯住宅にする方法もありますが、そんな二世帯リフォームを検討する場合にはしっかりと検討しておきたい注意点は特にたくさんあるものです。今回はそんな二世帯リフォームを考える際に重要なポイントについて解説していきます。

まずは、どんな二世帯住宅にリフォームしたいかという点をじっくりと検討していきましょう。二世帯には大きく分けて3つのタイプがあります。

• 完全同居タイプ：全て完全に一緒の空間で住居を共にするパターン
• 部分同居タイプ：部分的に共有の場所を作り、核家族として生活できる場所も保持しておくパターン
• 完全別居タイプ：同じ建物ではあるものの、完全に同居空間を無くし別々で生活するパターン

二世帯にリフォームしようとする理由によっても、タイプによって利便性が異なります。介護をメインとする場合なのか、利便性を向上させるためなのか、用途を明確にしてから実際に始まる二世帯ライフを検討して考えていく事が重要です。

次に、二世帯リフォームをした後、実際に生活をするにおいて明確なルールを決めておくといいでしょう。慣れ親しんだ間柄であろうとも、一緒に生活をするのであれば、小さな気づきが蓄積され、どんどんと大きな負担に変わっていってしまうのです。そんな些細なストレスを防ぐためにも、想定できる内容については事前に話し合いを行っておくといいでしょう。生活するにあたり共有部分の清掃分担や金銭負担について十分に検討していきましょう。

二世帯住宅にリフォームをしようとする場合、その工事をしようとする建物の耐震面の調査をしておくようにしましょう。いくらリフォームを検討しようにも、地盤の補強が必ず必要な状態である場合にはリフォームではなく建て替えをしなければ強度を保てないケースもあります。手を加えてメンテナンスしようとするのであれば、より長期間高耐久の建物を建築する必要があります。

また、二世帯リフォームを検討するにあたって、様々なシチュエーションで検討をしていく必要があります。

• 食事のタイミングのずれ：共有部分にキッチンスペースを設けている場合には特に、一緒に住まわれる方々の食事のタイミングのズレが気になってしまうケースもあるでしょう。小さなお子様がいる場合には特に早い時間から夕食が始まる場合もあれば、深夜帯に食事を行う方もいらっしゃる事でしょう。共有部分だからこそこういったルールが違うという点にストレスを抱えやすいでしょう。
• 掃除のルール化：共有部分については特に、掃除のルール化を検討したほうが良いでしょう。1週間ごとに交代で当番制にするなり、あらかじめルールとして両者が納得していることが重要です。
• 水回りを使用するタイミングの検討：水回りは、朝に特に混雑する場所であるといえるでしょう。洗面所での身支度やトイレは、朝のあわただしい時間帯に特に混雑する場所です。生活スタイルを想定して、あらかじめ大きな洗面を用意するか、トイレは複数個所設けておくなどし対策を講じましょう。

今回は二世帯リフォームの注意点について解説してきました。一緒に住んで行くからこそ、よりみんなの満足度を高められるように事前のルール決めは特に重要です。妥協せずみんなで検討を進めていきましょう。