リフォームでは難しい工事ってあるの?
2024/11/17
こんにちは!青森市で様々なリフォームを承っておりますリフォーム専門店建築工房UNIOUSです。自分たちの所有している戸建て住宅において、リフォームをしてより生活しやすい環境に整えたいと考えている場合、具体的にどんな工事を計画しようかと頭を悩ませていることでしょう。そこで気になるのは、リフォーム工事では具体的にどんな施工をする事が出来るのかという点です。リフォーム工事を依頼すれば、実際にはどんな内容でも工事することが出来るのでしょうか?今回はリフォームでは工事が難しい内容についてまとめていきますので、ぜひご覧ください。
目次
リフォームでは難しい工事について
どんな内容があるのかな?
リフォームを依頼したら、基本的にはどんな工事も思いのままに行えると思っている方も多い事でしょう。ですが、実際はそうでもなく、ある程度限られた範囲でしかできません。そもそも、リフォームの場合には今ある建物を基準とし工事を行うことになるため、希望するリフォームを行う事で安全性が低下したり、法律的に制約がかかる工事は行う事が出来ません。では、具体的にはどんな工事が含まれるのでしょうか?
窓を増やすこと
リフォームで窓を増やしたい場合には、希望する場所に必ずしも増設できるわけではありません。希望する壁が、耐震壁であった場合では、その部分へ新しく窓設置は難しくなります。
壁・扉を抜くこと(ロフト設置)
リフォームで壁や扉を壊し、一つの部屋に広げる工事を希望されるケースでも、その壁・扉自体が耐震構造的に重要な部分であった場合には、工事をすることが出来ません。どうしても抜きたい場合には、筋交いといって鉄筋だけを残し強度を保ちながらも、空間を開放的に広げる工事を検討できる場合もあります。
※筋交いについて知識を深めるには以下のブログもオススメです♪
地下室を作ること
リフォームでは地下室を作る工事を行う事は難しい可能性が高いです。今ある基礎を壊して下に室内を作る必要があるので、基本的には出来ない工事であると認識しましょう。
増築すること
リフォームで増築したいと考える方も多いですが、土地にスペースがあったとしても、必ずしも増築リフォームできるとは限りません。その土地ごとに決まっている建ぺい率の基準に則って工事を計画する必要があるため、建ぺい率以上になってしまう場合には増築することは出来ません。
旧耐震基準で建てられている場合
また、旧耐震基準で建てられている建物においても、リフォームすることは基本的にはオススメしません。今現在の耐震基準に則った形でメンテナンスを行う事が、万が一の際の身の安全を守る上で欠かせないです。そのため、リフォームでの耐震化ではなく、基礎からしっかりと耐震化させるための建て替えの方がいい場合があります。
再建築不可とされている建物の場合
更に、なんらかの理由からその場所では再建築不可とされている建物の場合には、リフォームおよび建て替えが出来ない事があります。また、こういった再建築不可住宅の場合にはリフォームにおける金融機関からの融資を受けにくいというデメリットもあります。資金繰り的にも難しくなる可能性が高いでしょう。
リフォームで難しい場合には建て替えも視野に
まとめ
今回はリフォームでは難しい工事の内容について解説してきました。その建物の場合はどうなのか、については、実際の土地・建物の条件を確認してからでなければ判断することは出来ませんが、可能性としてリフォームでは難しいケースもあるのだという事を理解しましょう。もし、リフォームでは対応できない場合には建て替えでなら可能なのかといったように選択肢の幅を広く持って検討していきましょう。
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